あちち

沈黙ーサイレンスーのあちちのレビュー・感想・評価

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)
3.8
原作は遠藤周作氏の名作。出版された当初は、イエズス会で物議を醸したとか。でも、のちに認められている。
遠藤周作氏が、日本人にとってキリスト教とは何かを作家の立場でずっと描いたのは、周知のことで、わたしは学生時代にこの小説を読みかけたが挫折した。
時代が少し移り、宗教に起因する紛争がまた活発になってきたこと、自分も大人になったことなどにもよるのだと思うが、映画という形で見れて良かった。

しかし、窪塚洋介は、久しぶり。その他、日本人俳優達の名演ぶりが、ハリウッド映画と思えない不自然じゃない日本らしさを表していて、見やすい。ただ、当時の日本人達が、あんなに外国語(当時はポルトガル語?)を使えたのかな?と、ちょっと入り込めず見た。
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