ソング・トゥ・ソングのczcncのネタバレレビュー・内容・結末

あまり楽しめなかった。
キャストが豪華だし、音楽がテーマなことに惹かれて観てみたが、内容がほぼないような。
モノローグでは自分探しや人生について大層なことを語っているが、ただ遊んでたり流されてるだけの日常しか出てこないし。場面の切り替わりが激しく人間関係も唐突に進んで経緯の描写がないので分かりにくい。
というか、この人達何歳くらいの設定なんだろう？いい大人に見えるけどこんなモラトリアムなことしてるんだ。クックは音楽業界で成功しているわけだから、浮世離れしているのは理解できるけど。
ラスト、BVが親の面倒を見るために地元に帰って定職につくところだけはやけにリアルだった。
映像は終始本当に綺麗。ルーニー・マーラとナタリー・ポートマンも綺麗。でも役に内容がなさすぎ（もしくは理解不能）で勿体ないなと思った。
途中で眠くなったし、劇場で観た映画で早く終わらないかなと思ったのは初めて。
レッチリやジョン・ライドンやヴァル・キルマーが出てきたところだけ少し興奮した。