パンケーキレンズ

ゴッド・ヘルプ・ザ・ガールのパンケーキレンズのレビュー・感想・評価

4.0
さすがミュージシャン監督!と唸りたくなる、ハイセンスでオシャレでキラキラした映画♩

ベルセバのボーカル、スチュアート・マードックが、映画と同タイトルである自身のソロアルバムを映画化(初監督)ってことで、そのアルバムが出た09年当初から既に映画化も視野に入ってたらしいですよ

スコットランド/グラスゴーっていうと、大好きなジェームズ・マカヴォイとか、ジェラルド・バトラーの出身地やわ〜とか思いながら、夢と恋と自分の病気と…、女の子の青春ドラマとして、少しずつ広がる世界に一緒にトキメキながら、とにかく音楽の純粋さに浸って、溺れて、気持ちよかった!

主人公が拒食症っていう設定なんですね…

食べ物がまずあって
そこから人間関係
最後に音楽活動…って、その単純化された三角形の枠組みから、主人公を解放させる事にこそ、映画としての成長と旅立ちが描かれてるんですね

それぞれの段階を、魅力的な一瞬として捉え、これまた魅力的な音楽で彩りながら
ドン底にいる時も
頂点にいる時も
いつも音楽に救われ
音楽と生きる人がいること

それはやっぱ、ミュージシャンやからこその説得力と表現力ですわな〜♩

いかにも!なモテモテボーカルと
いかにも!な英国文系ボーカル

2人の男子が、いい味してるしね

青春モノに弱い人は絶対ハマるし、真っ赤な口紅を常備してるオシャレ女子も必見ですぞ

個人的にミュージカルで☆4つは初かもw