she

雨の日は会えない、晴れた日は君を想うのsheのレビュー・感想・評価

3.8
噛みしめる良さ…邦題が思い切っていてgood。

デイヴィスの家とオフィスは外から丸見えな作りなのに、内心は他人も自分でさえも分からなくなっている対比。はじめはそこそこの物体を分解して紐解いていくような事してたデイヴィスがエスカレートして自宅までぶっ壊していく過程、めちゃめちゃ爽快感がある。色々と破壊してく彼がかなり狂人的に描かれてたけど羨ましく思えたりもした。

あと、デイヴィスが鏡とかガラスで自分を見ることが多いなぁと感じた。激しい破壊シーンに比べて、静かだけど確実に内省を深める効果になっていたと思う、良かった。

ファック連発少年の危なっかしい感じも超魅力的。観るたびに好きになりそうな映画だ〜。
she

she