sheさんの映画レビュー・感想・評価

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異人たち(2023年製作の映画)

3.9

原作邦画未見。なんて、、哀しくて良い映画なんだ、、もっと話題になっても良いのに、、次の瞬間に何が起こるか分からない恐怖心と好奇心が混ざり合って、ずっとドキドキしてた。自分の中で何が起こるか分からない(>>続きを読む

辰巳(2023年製作の映画)

3.7

まっすぐ暴力。製作予算限られてるだろうに、、全ての画がバチバチに決まってて凄かった!キャラが濃すぎる人物も良かった。すぐ暴れ回る者、悟ってる者達の目の座り方を見て、生きてくためにはこうするしかないのが>>続きを読む

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.0

またまた面白い…濱口監督毎回驚きが凄くて溜息でる。
前半環境映画かなってくらい自然の映像が続いてウワ〜キレ〜〜〜〜(ちょいウトウト)ってなったけど、それでも急な山葵目線とか、ファンタスティックな送迎ミ
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.6

みんな誰かにとってのノラであり、ヘソンであり、そしてアーサーなんだなーとしみじみ。イニョンの意味を初めて知って心が軽くなったけど、アーサーは今世苦しいね…辛いよね。彼には幸せになってほしいな〜あんな素>>続きを読む

夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

3.8

こちらも地面を這うようなクレジットが最高なオープニングだった。イーストウッドはもちろんカッコいいんだけど、リー・ヴァン・クリーフが激渋!『荒野の用心棒』と連続で観たから後半意識飛ぶとこもあって勿体ない>>続きを読む

荒野の用心棒(1964年製作の映画)

3.9

オープニング10000点。モリコーネ神。イーストウッドがひたすらクールで惚れた。腕があって頭も切れるとかなに?イーストウッドが歩くたびに、町の輩達がカリブの海賊の人形みたいな表情をするのがいちいち臭く>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.8

謎が散りばめられただけの前章、面白かった。非日常の中でもJKは恋愛して、進路で悩んでクリパして。政治はずっと混乱してて、ネットを鵜呑みにして変なことを言う人がいたり、自警団ができたり。一生母艦に動きが>>続きを読む

季節のはざまで デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

3.7

目に映るモノ全てが美しくてうっとりした。生きた時代も文化も違うヴァランタンの、かなり特殊な経験なのに、なぜか懐かしくてセンチメンタルな気持ちになる。お馴染みの従業員、常連客との思い出が詰まったホテルが>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

主要人物と史実を直前に叩き込んだので、大筋と構成は理解できたと思う多分。それでも全集中しないと簡単に振り落とされて置いていかれるスピード感なので、3時間覚醒した。俺に合わせろスタンスのノーラン腹立つけ>>続きを読む

すべての夜を思いだす(2022年製作の映画)

3.0

んーハマらなかった。主演を好きになれなかったからずっと合わないと思う。特に40代の知珠は最初から痛くて見てらんなかった。いちいち言動がイラッとするというかね…「人生上手く行ってなさそうなのはそういうと>>続きを読む

ヴェルクマイスター・ハーモニー 4Kレストア版(2000年製作の映画)

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最近は難しそうな映画は当たって砕けろの精神でどんどん挑戦してめちゃめちゃ寝てるんだけど、これは映像がヤバすぎて寝なかった!意味は分からなかったけど、分からなすぎるレベルじゃなくて、なんとなく雰囲気が分>>続きを読む

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.0

最後までずっと面白くて、130分近くあったことに驚き。とにかく話がよく出来ている!!と思ったら脚本が港さんで大納得!!!原作は未読なのだが1本の作品としてめちゃくちゃ綺麗にまとまってると思う。中学生が>>続きを読む

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.5

可もなく不可もなくすぎた。映像が綺麗な90年代の映画だなあという感じがした。曲の使い方とかアクションとか。

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.0

話は良いのに見せ方が古い。主題歌が映画に合ってない。エンドロールが軽い。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.0

わいにはパルムドールもアカデミーも分からん。特に驚くべきポイントのない事象の裁判を永遠に見せられるだけで退屈だった。人物に感情移入できるわけでもないし、判決はどっちでもいい…ただただ犬が可哀想で病んだ>>続きを読む

テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)

4.1

強烈なフェミニズム映画だ…超良かった…「あんたの彼女や奥さんや姉妹が同じことされたらどう思う?」って、不適切にもほどがあるで小川さんも歌ってたな。今はジェンダーを意識した作品が溢れ返ってるけど、30年>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

意味不明だし興行惨敗と聞いてたので期待せず観たけど、意外と理解できたぞ…!と思って考察読んだら3割も理解できてなくて笑った。まじ長かったし、何回か意識飛んだけど、静と動のメリハリはあるのでなんとか最後>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.5

大傑作。リアルタイムで観ることができて良かった。間違いなく今年1、というかオールタイムベスト入り。
主演2人の「私たちは救いあえる」っていう表現がぴったりの関係性にはもちろん、脇を固める光石研と渋川清
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Here(2023年製作の映画)

3.8

究極に癒された…映画館で観るのも良いけど、緑に囲まれながら自然光の中でも観てみたい。『ゴースト・トロピック』と続けて観たけど、明らかに進化してて好き。1日でブリュッセルの昼も夜も見れた。
男性が女性に
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ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

3.7

決してハートウォーミングだけな一期一会じゃない、ちょい哀しくて切なさも残る、夜のロードムービー。自分が想像するベルギーとは全然違う、もっと身近でなんか既視感のある、都会でも田舎でも無いロケーションが素>>続きを読む

ノスタルジア(1983年製作の映画)

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起きたら白い温泉?みたいなところに入ってて、次に起きたら水路?っぽいところに女の子か男の子がいて、また起きたら男が燃えてて、そのあと起きたら男が蝋燭を端っこから運ぶのを何回も繰り返してて、次起きたら男>>続きを読む

麻雀放浪記(1984年製作の映画)

3.8

今やなんでも撮れる時代だけど、これは現代では絶対撮れないめちゃくちゃ「漢」な映画だ…雰囲気で50年〜60年代の映画かと思いきや84年なのにもびっくり。麻雀全く知らなくても、その先の人間ドラマと漢共の生>>続きを読む

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.0

「人生は夢だらけ」の、こんな時代だけど、丁寧に拵えれば良さが分かる人はきっといるよってニュアンスの歌詞を思い出す。本当に慎ましくて愛おしい映画。
コットの爪を優しくブラシで擦るアイリン、そっとテーブル
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.9

熱烈ジャンプ!世界を驚異的なスピードでぐんぐん吸収していくベラが超魅力的で、140分があっという間だった。変なダンス!激しいだけのセックス!最高だ〜エマ・ストーンをどんどん好きになっていく自分がいる。>>続きを読む

彼方のうた(2023年製作の映画)

3.5

最後まで「こういうこと?ねえこういうこと?」と取り急ぎで安心できそうな答えを求めてしまった自分は、まだまだこの映画に入り込めてないんだなと思った。自分の中で全く消化できなかった『春原さんのうた』より分>>続きを読む

レオノールの脳内ヒプナゴジア(半覚醒)(2022年製作の映画)

3.2

寝落ちしたのは10〜15分くらいなんだけど、体感もっと長かった。目覚めても夢の中にいるみたいな、トンデモな世界観だった。劇中映画が、B級映画でも訳わからなくても、面白いと思えなかったのが寝落ちの理由。>>続きを読む

千年女優(2001年製作の映画)

3.6

好きな男を追いかけ、過去も現在も、現実も虚構も軽々飛び越える千代子の熱量を表現できるアニメって、やっぱり夢があるな〜と思った。正直最初は、虚構と分かり切った世界をどうやって楽しめば良いか分からず退屈し>>続きを読む

きみはいい子(2014年製作の映画)

4.0

凄く良かった。「抱きしめられたい。子どもだって。おとなだって。」のコピーがこの映画の全部を表してる。3つの話が同時に進み、最後まで交わることはないんだけど、みんなが同じ世界線で生きていることは分かる。>>続きを読む

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.9

全体的にじめじめしてて、地方都市のいやーな部分が詰め込まれてるけど、良い邦画観たなぁって感じする。自分の中でBESTof菅田将暉かもしれない。拓児を知らないのに、言動一つ一つが拓児そのもので、この土地>>続きを読む

ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

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エゲツない情報量。すごかった。この映画を撮り切ったこと、上映できたことに大きな意味があると思う。
どうにかして多くの人に観てほしい。
2つの家族の脱北密着と北朝鮮の内情を交互に映すドキュメンタリー。世
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.4

面白くなかった〜ツチヤが命削って笑いにかけてるのはよく分かったけど、そもそも彼がどんだけすげえ人物なのか全然伝わって来なくて、独りよがりに見えた。人間関係不得意でも、誰もが認める実力が見えれば「天才な>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.8

今年初新作映画。面白かった!もっと人が入ってる劇場でみんなと笑いたかったな。平日レイトで観たのを後悔した。狂児と聡実のやりとりが尊くてずっと見てられるし、真面目な学校の生徒ってほんとーに可愛い。あの副>>続きを読む

VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

3.8

映画納め。かなりキツい。精神的に、いつか本当に観れなくなる時期が来るだろう。誰もがどこかでぶち当たる、老いと死の問題を真正面から容赦無く描く鬼。
「人生は夢ね」と話してた仲睦まじい老夫婦が、一瞬にして
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.7

シンプル設定かつ圧倒的テンポ&センスで、ライトに楽しめるホラーだった。霊は当たり前に怖いんだけど、友人がイッちゃってるのを撮影してSNSに投稿するZ世代が怖すぎる…いつか親になった時に、ああいう場に行>>続きを読む

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