映画『世界一キライなあなたに』
エミリア・クラークがキュートな3枚目女子。サム・クラフリンが、落馬事故で首から下が麻痺したクリストファー・リーヴと雰囲気が似ていて、なんだか彼を思い出す。
仕事も恋も順調、というかそれ以上。そんなウィルが突然交通事故で重傷を負い、首から下が麻痺する。恋人は親友とくっついて、失意のどん底のウィル。
そこにウィルの世話で雇われたルイーズがやってくる。最初は嫌味や皮肉、不満ばかり言うウィルだったけど、互いに心を交わすようになる。
元恋人の結婚式のシーン。エド・シーラン♪PHOTOGRAPHが流れ、ウィルが車椅子にルイーズを乗せて踊るのが素敵過ぎる。
ーここからネタバレ
最近ゴダールの死去で話題になったけれど、最後、ウィルはスイスで自死を選ぶ。賛否あるであろう衝撃のクライマックスである。
僕はこの制度には賛成で、若い元気な人を対象にはもちろん反対だけど、歳を取ったり、ウィルのような理由であれば、自死を認め手助けするべきだと思う。ガンで苦しんでいた身内を見ていてもそう思った。
人の死を描くには薄いところも多々あるけれど、考えさせられる物語だった。機内上映で観て、ラスト号泣してしまった・・・
エンドロールはイマジンドラゴンズ
♪NOT TODAY