ウェスyouthk

カリートの道のウェスyouthkのレビュー・感想・評価

カリートの道(1993年製作の映画)
4.7
言うまでも無いけど、アルパチーノの物静かで哀愁のある演技が最高だった。今回のアルパチーノは狂っていたり、雄々しいわけではなく、どこか物寂しげで、少し弱々しかった。
話の内容は釈放された元麻薬王がヤクザの世界から足を洗い、真っ当な人生を送ろうとするものだが、やはり、元麻薬王という経歴や周りの環境が“カリートの道”を邪魔し、過去の自分に苦しむというギャング映画にしては陰気な作風。
個人的には終盤の地下鉄でギャングのドンたちに追われるシーンとアンタッチャブルを彷彿とさせるターミナル駅構内のエスカレーターでのガンアクションシーンは非常に印象的であった。
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