このレビューはネタバレを含みます
車椅子のひとからマイク奪ってコードびよんびよんして片付けてるカリート、なぜか異様にかっこいい。
ゲイルに煽られてドアのチェーンぶち破るのすごい簡単にするもんだから笑っちゃった。「そんなに若くない」とか言いながらもはや野獣である。
デイヴほんまクソ、船乗るのにコカインやってくんなよなー揺れるし滑るし危ないだろうが。
ラスト15分、うわーどうせここで殺されるんじゃん、と気が重かったがちゃんと観てちゃんと泣いちゃった。カリート頑張ったのに…ゲイル美しい…どういうこっちゃ…美しすぎる…ユーアーソービューティフル…。「カリート2世は俺よりもマシなはずだ」って、2世なのに単純な向上じゃなくて落ちぶれないように願われることもあるのかと面食らった。そりゃそうだけど、そんな悲しい2世もあるんだ。
カリート、ゲイルの仕事とか拒否られに一喜一憂する感じがただの人間で愛しい。他のギャングとは違うって思うんだけど、まぁそんなパッと足は洗えないですよね…麻薬王だったときの悪行もあるだろうし…。
ラッパーのCHICO CARLITOのカリートって何?というとこから調べて行き着いた映画、これがアル・パチーノなんですね。渋い、かっこいい、甘い。