都会でそれぞれ孤独を感じている青年(良)と少女(かがり)が青森の大自然で少しだけ温かい心を取り戻すようなストーリー。前半は完全に精神病んでるときの光景でカメラは揺れるしドンヨリしてしまうが後半は少し人間味が出てきて良い。「成人男性が女児を連れて行く不気味さ」という見方をしてしまうと、ジーッと見る視線とか気持ち悪くなるけど、たぶんそれをしちゃダメなやつ。けどなんとなく性的な描写がほんのりあるので(気のせいかも)、どうしても青年が女児に手を出すのではないかという不気味さが拭えない。かがりに誰かスポーツブラ買ってやれよと思ってしまう。それを省けば、ハマる人は100億点(5点満点中)ぐらいの、他には無い世界観だと思うので是非いろんな人に観て欲しい。
