ゴンドラの作品情報・感想・評価・動画配信

「ゴンドラ」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

孤独な心に寄り添うことができるのは
孤独だけれど純粋な心だけだったりする
m

mの感想・評価

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ねぇ、死んじゃうと生きてたことってどこ行っちゃうのかなぁ
ねぇ、大人になってよかったと思ってる?虚しくない?
がく

がくの感想・評価

4.3
自主制作映画でこんな作品を作ったなんて凄すぎますね。

居場所のない少女とビルの窓拭きの少年。
2人とも大都会の雑踏の中で孤独を抱えながら過ごしていて、、
お互いに社会的立ち位置が違うのに、、

んー、なんていうか芸術性も高くドラマ性も高くて素晴らしいの一言でしたね。

監督が新しい作品に向けて準備中だとか。
すごく見たいですねぇ。
前半の不穏な感じと映像の撮り方や構図などに独特のセンスがみなぎっていて傑作の予感しかしなかったんですが、色んな意味で中盤から後半まで一気に下降。
正直言ってメリハリをもっとつけて90分ぐらいにまとめてたなら、と思いました。
少年と少女の役を演じた二人がこの作品以降全く役者として活動していない様ですが勿体なさすぎる人材。
という事で色々勿体ない作品です。
木内みどりのファッションが三周回ってカッコいい。

監督はこの作品で借金を抱えてAV監督に転身すると言う経歴の持ち主で、2020年に2本目の映画を撮り始めたとの事だが、コロナによりどうなる事やら、です。

30年以上前なのに、東京の少女は、田舎ではトイレが汲み取り式であることを嘲笑していた。私の実家は令和の今なお汲み取りである。
omolo

omoloの感想・評価

3.0
上品。監督の伊藤智生は、AV監督のTOHJORO。TOHJORO作品と比較して思うことがある。
ジョン・ウォーターズが「悪趣味を理解できるのは、いい趣味の持ち主だけ」と言われていて、悪趣味作品にも形式と演出があり、いい趣味の作品にも、別物の形式と演出があると感じる作品でした。
ビルのゴンドラから海のゴンドラへ
幼女のおっぱいと、おばさんのおっぱいと、おばあさんのおっぱい⁽⁽ƪ(ᵕ᷄⍨˘᷅ )ʃ⁾⁾
1987年製作。まさにインディーズの世界観。

日本映画も自分が生まれる前や物心つく前の作品になると、さすがにクラシック扱いしてしまい、余程の有名作品でない限り、なかなか手が出せないが、80年代終わりというのは、まさに自分も良く知っていた時代で、当時のカルチャー描写には素直に親近感が湧いた。

東京都庁移転前の新宿副都心の高層ビル街の風景とか、あまりにも懐かしい。喫茶店のエキストラの若い女性客の髪形が聖子ちゃんカットだったり、青年の下宿がエアコンもなく、まさに裸電球一つで小さな小さな白黒テレビがポツンと置かれていたり、少女が住むマンションの台所にある象印の湯沸かしポットとか・・画角は4:3だけれど作品の映像自体がとても綺麗なので、当時の記憶が鮮やかに蘇る。

作風としては、ATG系とはひと味違った淡々とした流れではあるが、演技経験のない主人公の少女と、青年を演じた俳優の、いい意味でのアマチュア丸出しの台詞回しやぎこちなさが残る演技、そしてどこにでもいそうな平々凡々としたルックスが、かえって作風と上手くマッチしている。特に界健太という青年が、この後、どのような俳優人生を歩んだのか非常に気になるほど、良い味を出している。※後に監督の実の弟さんである事が判明。

初潮を迎えたばかりの少女と20代半ばかと思われる素朴な青年の関係性は実に独特。当然、そこに間違った性欲や恋愛感情は一切存在せず、かと言って、年の離れた兄妹のように思い合うこともなく、お互いが、ごく当たり前の「友達」として接している様が面白い。

都会の描写も懐かしさがあって好きだが、物語の後半になって、青年が少女を連れて故郷の下北半島に里帰りする辺りから、青々と青々と美しい大海原や海岸の真夏の大自然の風景で映像が溢れかえる。古いラベルの麒麟ビール、ブタの形をした蚊取り線香置きに五右衛門風呂・・。孤独な少女にとって永遠に忘れることがないであろう、ひと夏の思い出。

主役二人がアマチュア感有り有りの為、青年の田舎の母親役の佐々木すみ江の巧さが光る。この人は、本当に方言の使い方も達者。まさか、少女を入浴させるシーンで乳房までも惜しげも無く披露しているのは天晴れ。

タイトルの「ゴンドラ」には、青年が仕事で乗る窓拭き用のゴンドラと、青年が修復して作り上げる小舟の二つの意味があるんだな。

エンディングロールに助監督して飯田譲治の名前を発見。

このレビューはネタバレを含みます

現アダルトビデオメーカーの代表取締役をするTOHJIRO氏が、当時5000万円の借金で作り上げた自主制作映画。

ノスタルジックかつ視覚聴覚を刺激する内容。
題材自体はなんてことのない、少女と青年の関係を描いただけなのかもしれないが、絶妙な間であったり構図だったり、昭和の終わりに作られたとは思えない斬新さが感じられた。

今の時代では規制されるであろう描写、昔はテレビ番組もこんなんだったような、違うかな?
そういうギリギリアウトなラインも含め、人間の脳内に在りがちかもしれない空想や妄想、それらを目で耳で演出してくれるひと手間は良い。
前半に偏りがちで後半は普通にドラマしてたけど。

芸術的な演出は本当に魅力的ではあるけど、物語自体はやはり引き込まれるほどではなかった。
Maiko

Maikoの感想・評価

3.7
洗練されないインディーズ映画独特のナイーブさ。2人は距離を縮めるけれど、性的な好意を持ちはしない。その繊細さゆえに許される美しいラスト。セリフは棒読みでも、引きこもりで小2から学校に行ってないという実生活が生み出すリアリティと力強い目のかがりちゃんがとても良かった。
前半の心象を表すカメラワークや音楽がちょっとわざとらしかったけど、それも含めてエモく嫌いになれない。
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