相変わらず派手で最初から最後まで怒濤の展開で楽しませて頂きました。しかし、個人的には同じく派手で怒濤の展開ながらも所々でメリハリの効いた「ミッションインポッシブル ゴーストプロトコル」の方が面白かったなと思います。
冒頭が伏線だったりと色々な工夫はされているものの、垂れ流しというか一直線というかあまり印象に残る物に乏しい感じです。パターンは前作と同じでメインミッションのためにサブミッションをこなすというゲームのような展開。
今回はサイモン・ペッグ演じるベンジーにかなりスポットが当たった感じで彼のファンには堪らないのではないでしょうか。その反面、ジェレミー・レナーとヴィング・レイムスは影がちょっと薄い感じですが(´・ω・`)
前作に比べるとヒロインがちょっと魅力不足かなと思いました。こういう騙し翻弄させる役柄は後で笑って許せる美貌とフェロモンを峰不二子ちゃんみたいなキャラじゃないと(￣ー￣)
まぁ今回はアクションをやれる女優さんという事に趣を置いたのでしょう。確かにレベッカ・ファーガソンのアクションシーンは素晴らしかった。カマキリを思わせるようなショーン・ハリスの悪役もハマってました。
不満点もあるけれどド派手なアクション。ミステリー色の強いスパイ物らしいストーリーで楽しませてくれる娯楽大作映画だと思います。
