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消えた声が、その名を呼ぶのanguishのレビュー・感想・評価

消えた声が、その名を呼ぶ(2014年製作の映画)
3.5
オスマン帝国によるアルメニア人虐殺

「愛より強く」「そして、私たちは愛に帰る」愛、死、悪の三部作の最終作

キーワード:スカーフ

★鍛冶職人のナザレット・マヌギアン(タハール・ラヒム)はアルメニア人であるがために家族から引き離され強制労働を課せられる。ある時オスマン帝国の憲兵からの処刑を運よく逃れたが声を失ってしまう、ナザレットは8年の歳月をかけて家族を探す当てのない旅が始まる…

過酷な「母をたずねて三千里」最初こそ取り付きにくいけど、気がつけば集中していた。ナザレットは決して善人ではなく、生きていく為に悪い事もします。自分たちだけでも生きて行くのは大変だろう状況でも手を差し伸べてくれる人たち、そこで双子の娘ルシネとアルシネがキューバで生きている事を知る。

ルシネが足に怪我をしたという情報がラストに生かされ盛り上がりの演出はないけどやはり最後は自然と涙が零れます。

Digression:「es[エス]」のモーリッツ・ブライプトロイが出てきたときは笑うしかないよねw

20181223
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