男性の生き長らえた娘たちを探す長旅。
彼は善良な市民であり旦那、父親であるけど、アルメニア人へ対する大量虐殺の悲劇が起こった後で娘たちを見つけるまでの目的達成の為に人として悪の部分が出る、出る
でもこれは仕方ないと思った、なぜか
旅の途中、悪事を働いた彼だけれども、彼が旅に出て子供を探しに行かなくてはならない理由は個人的な事ではない突然起こった悲劇からだから。果たして彼を誰が正義感を持って罰せられるだろうか…
良いとか悪いとか言葉で言い表せられない事がここには描かれていた。
そして砂漠の上に映る抜けるような青い空がこの映画を暗くさせない
あー、これって映画だなぁ
チャップリンの映画を観て涙した主人公を見て自分も泣く。笑
邦題もいいタイトルではあるのだけど、個人的には原題の『The Cut』の方がしっくりきた