このレビューはネタバレを含みます
愛・死・悪の三部作のうちの悪がテーマの作品。つい100年前が舞台とは信じられない…
途中の間延び感とラストの呆気なさはなんとなく感じたけど、事実を一つの題材として、上手くドラマに仕上げていて、最後まで目が離せなかった。特に前半は観るの辛いし、真っ向からオススメしにくいけど、観た方が良い作品だと思う。
人間の残酷さと優しさの両方を痛いほど感じた。シンプルだけど心が締め付けられる原題も良い…。
中盤のチャップリンのシーンは、ラストと同じくらい感動した…映画の力を感じさせてくれる良いシーンだと思う。