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さよなら、人類のshoのレビュー・感想・評価

さよなら、人類(2014年製作の映画)
3.5
スタジオ撮影に徹底して拘るスタイル、固定したカメラワークなどは小津安二郎を彷彿させる。美術、衣裳、メイクがとにかく独創的で記憶に残る。

カール12世が登場するシーンが最も好きだった。発想が常人離れしている。

作品を見終わってまず感じたのは、日本版のキャッチコピーは少しズレている。「人生辛いことあっても明日は何とかなるさ」というノリでは少なくともない。いい意味で期待を裏切ってくれた見応えのある作品だった。

メイキングを見ると、よりロイ・アンダーソンの世界観がわかる気がする。
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