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さよなら、人類のRIOのレビュー・感想・評価

さよなら、人類(2014年製作の映画)
4.6
「A pigeon sat on a branch」
原題「実存を省みる枝の上の鳩」

おもしろグッズを売り歩くサムとヨナタン
行く先々ですごい人に会っていく
つながりがあるのか不明

ベッドを静かに激しく動かして奪い合うバック
ドラキュラの歯はすごいね

心情的な深いところに届いてくるものあります
行間があるように不思議な広がりがあって
絵画のような場面が多い

ケンカしてドア越しに仲直り
最後にサムがもうこんな商売はしたくない‼
と鞄を投げ出す‼ヨナタンがこの商売を始めようと
言ったのは君なのにと
鞄から飛び出したグッズを仕舞っている
笑い袋の笑い声が虚しい…

サムとヨナタンの超絶な間が好き

斬新なデザイン
グルグル廻る巨大な樽のような人間蒸し器みたいのだけが
わからない…誰か教えて
人間の残酷さを描いてるのかな

読み解くのに少々 難解ロイ・アンダーソン
でも強く捕らえられた
存在についてもっとよく気をつけて
現代の人類の生き方を考えて…!といっているのかも
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