いち麦

チャップリンからの贈りもののいち麦のレビュー・感想・評価

5.0
墓泥棒の話が愛すべき男二人の友情の物語へと昇華。チャップリン愛に満ちた演出で最後はじわっと胸に込み上げてきた。特にP.コヨーテ演じる強烈な秘書が物語を甘く流さぬ様しっかりと締める辺りも抜かりない。
時々入る見事な構図のショット。そして何よりずっとエディに寄り添い彼の心情を歌いながらもう一人のチャップリンが誕生するかの如きマジックを仕掛けるM.ルグランの劇伴…蘇るテリーのテーマの旋律。
いち麦

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