のり

ハングリー・ハーツののりのレビュー・感想・評価

ハングリー・ハーツ(2014年製作の映画)
3.7
アダム・ドライバー目当てで観る。
アダム・ドライバー演じるジュード
イタリアの女優、アルバ・ロルヴァケル演じるミナ。
運命的な出会いの二人、ミナには望まない妊娠だったが、結婚、その頃から、ミナの変化が始まる。

初めて聞いた「インディゴチルドレン」という言葉。

地球を救う為に別次元から来た子
超自然的な能力を持つ子。
母親がそう思いこむと、そういう育て方になるだろう。食べ物、環境全てにこだわりをみせる。栄養失調になり痩せていく我が子にも動じない母としての信念。

コート姿に抱っこ紐、ニューヨークに映えるカッコいいジュード。大きな手に小さな赤ちゃんを包み込む、守るべき相手と傷つけたくない人の間で疲れ、悩み、苦しむ姿が切ない。

二度目観ると、ミナの病んでいく姿に恐怖や怒りより哀しみを覚える、、ここまでくると、男女の愛は無力だなと思わされる。この女優さんの演技がとても素晴らしい。
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