こんなご時世やから旅行したくて何となく観てみたけど思ったより良かった。
でも自分は探さなくてもそこにあるんだから自分探しの旅っていうのは否定的派ではあるけど。
最初、毎日fuck shitって言いたいことばっかりで妙に険しい顔の自分、みたいな主人公。わかるー!って思っちゃった。
でもその顔がどんどん汚れててもスッキリしてくの良いよね。
出会うおっちゃん達良い人が多かったけどあくまでそれは結果論で
女であるだけで出会う男全員をとりあえず警戒せざるを得んし、こういう旅ももっと一般的な旅行も気軽にできるわけではないんだよなー。
グレッグって人、来年また来るって言うてたけど、正直男ならではだよなって思ってしまうよ。
ちょこちょこある男性からの揶揄いの言葉も、女からしたらそれジョークになってへんぞって感じ!!
お母さんとの共依存っぷりはいまいち理解できんけど、お母さんの後悔の言葉は沁みるなぁ...
いつも誰かの妻だったり母親だったりで自分の人生を操縦したことない、時間はもっとあると思ってた、みたいなやつ。
よく言われてることではあるけど、ほんとその通りなんだよなぁ...
途中まですごい良い!って観てたけど、最後自分の人生、みたいな話に帰結するなら結婚やら子供云々の話なくてもいいのにーって思ったり。
もともとお母さんとか元夫っていう他人の存在どっぷりって感じから始まってるんだからさ...
他人ありきの終わり方にしないでほしかったなってちょっと残念かも。
美しさの中に身を置きたいね。