ロバート・アルトマン ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男の男はくらいよ監督さそりのレビュー・感想・評価

最も尊敬する監督の一人アルトマン。マッシュ始めギャンブラー、ロンググッドバイ、ビッグアメリカン、三人の女、ナッシュビルと絶好調だった70年代前半、クインテット等絶不調の70年代末、『ポパイ』の大失敗。それでも演劇の演出を続け、パリに移住し小規模の映画を撮り続け、『ザプレイヤー』でハリウッドに返り咲き、巨匠として名作を撮り続け最後にはアカデミー名誉賞も受賞。正に映画の様な人生。何より家族にも仲間にも愛される人物だったのが良く判る。素晴らしい監督だ。彼を尊敬する面々の一言も素晴らしい！