らこ

キャロルのらこのネタバレレビュー・内容・結末

キャロル(2015年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

ケイトブランシェット、今までなんとなく美しく強い女性の役が多いイメージしかなかったけど開始すぐ台詞もないのに一瞬でキャロルが何か憂いを持つような、切なさの中で生きてるような人物だと伝わってきて演技力に圧倒されたというか…
ルーニーマーラも役にハマりすぎるしキャロルから見たテレーズの天使のように見える可愛らしさ、純粋無垢な幼さみたいなのがわかってまあつまりすごい可愛かったです。
あと帽子も可愛い。
2人の見つめ合う表情とか、なんてことない会話とか台詞とか、わたしのどタイプな青春映画にありがちな雰囲気をもう一段階大人にした感じで2人が簡単に幸せになれないかもしれないことが最初からわかってしまってドキドキというより切ないな〜でも美しいな〜とか思いながら観た。
娘との生活がどんなに愛しく幸せでも、最後に自分が自分らしくいられる形の幸せを選ぶ決断をしたキャロルは強かったと思う。

びっくりするほどうまく言葉になりませんがとても好きな映画でした。
ケイトブランシェットが本当に美しい…
らこ

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