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キャロルのnozomiのネタバレレビュー・内容・結末

キャロル(2015年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます


一目惚れって稀で、その想いを一途に貫くことはもっと希少。
妖艶なキャロル、美しいテレーズ。
惹かれ合うふたりもまた美しい。

離婚で揉めているキャロル、いつも自分本位ではあるけれど、そんなところも含めて彼女の魅力なのでしょう。

一度は離れても、また運命はつよい引力とともにふたりをつないでしまう。
自分らしくいられる場所、テレーズにとってのキャロル。
おなじ家に居場所がない夫婦生活を送ってきたキャロルにとって、テレーズがそうであることを願った。


公開当初、劇場で観たポスターが脳裏にずっと焼きついていた。
当時観るより、いまのあたしが観るべき作品だったような気がした。


「あなたはふしぎなひと」
「天から落ちたよう」

「ひとに惹かれる理由や嫌う理由はわからない。わかるのは、そのひとに惹かれるか惹かれないかだけ」

「でも、自分を偽る生き方では私の存在意義がない」
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