このレビューはネタバレを含みます
wowowカンヌ映画祭特集積み録画消化2日目
最初はおいおいまた同性愛物か、と斜に構えながら見始めたんですが2人の出会いにより本当の自分を見つけていく描写には思わず見入っていた自分がいました。最後の方の親権を争う裁判での気迫のこもった演技には少し心動かされている自分がいました。しかし、自分が男だからかキャロルの自由奔放というか小悪魔的なSな感じにどうしても魅力を感じることができず、オチで結局キャロルのところに行くんかい!ってツッコミを入れるほどその時のテレーズの気持ちはこれっぽっちもわからなかったのでした。
まぁなんにせよ一番かわいそうなのはリチャードだなぁと男の自分は思いました。