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コードネーム:プリンスのdjangoのレビュー・感想・評価

コードネーム:プリンス(2014年製作の映画)
3.6
ジャンルは、娘を傷つける奴は皆殺しにするパパアクション。
有名なのは、『96時間』
このジャンルの道徳は一つだけ。
娘を傷つける奴はみんな死ね。だ。
それを受け入れることが楽しむ最低条件だろう。
といっても、結構亜流なテイストで、どちらかというと『96時間』の2作目に近い。相手にも復讐という大義があるパターンだ。その敵のボスをブルース・ウィリスが演じている。
主人公に強いオーラがない。
という問題は、最強の殺し屋だったのは20年前だったという設定で僕は納得できたが、酷評が多いところをみると多くの人間を納得させられなかったようだ。
娘がどうしようもない駄目娘なのも共感を得られない理由のように思える。
作り手的には、どうしようもない駄目娘であっても父親の愛は変わらないんだ!というアクセントに使いたかったように思えるが、どうしようもない駄目娘に優しいのは実父だけで、視聴者は自業自得だろ?と冷めるだけだったようだ。
僕の感想としては、やりたいことは伝わったが、中途半端な映画と思えた。
『96時間』と『ジョン・ウィック』の成分の入った愛すべき凡作というのが総評だ。
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