幼馴染のロージー（リリー・コリンズ）とアレックス（サム・クラフリン）は意識し合いながらも別の恋人を作り、ロージーは予期せず妊娠してしまう。ロンドンで子育てするロージーとボストンに暮らすアレックスはその後も再会と別れを繰り返すが、互いに心の穴が埋まらずにいた。
過去鑑賞のレビュー漏れ。
ラブコメとはいえ展開が慌しすぎるし、ラブコメにしては悲しみが深すぎる。
お互いのパートナーが嫌な女だったりダメ男だったり、遺産が手に入ったりと、ラブコメらしいオチは楽しいけど、もっと普通に子供と暮らしたり、地味な仕事を続けることも幸せだよって言って欲しかった。
要するに、この2人は愚かさが過ぎてて、運も悪すぎるんだよなー。
宗教や家族観の違いも強く感じたし、なにより、この2人に振り回される周りは大変だ。笑
特に、娘のケイティは父親役がどんどん変わって、ひねくれちゃわないか心配だった。
最近は、これ見よがしな “コミカルないい女” 感が鼻につくリリー・コリンズだけど、「ハッピーエンドが書けるまで」や本作ではとても可愛くて好感が持てたし、ビヨンセ、エルトン・ジョン、ギルバート・オサリバンという音楽も好みだった。
