南アフリカ共和国の大都市ヨハネスブルグを舞台に、強盗団の摘発とどさくさに紛れて強盗団が奪った金を奪うという一石二鳥を企み、強盗団に潜入した警官達の運命と強盗計画の行方を描いたクライムアクション。
あまりお目にかかれない南アフリカ映画。
脚本、カメラワーク、俳優達の演技、演出、その全てが荒っぽい映画です。
ただその荒々しさがこの映画の最大の良い所でもあります。
脚本は練りが足りず所々に穴がありツッコミ所が多々あります。
登場人物達の掘り下げも足りない気がします。
主人公があまり活躍をしないっていうのも残念w
冒頭の無線シーンが後半の伏線になってるのは上手いなと思いましたし、ブレを利用した荒っぽいカメラワークもスリリングさを出していて良かったです。
最後の敵のありえない倒しかたは個人的には好きですw
結末は取って付けた終わりかたで「オイオイそれで済まないだろ」と思いますがまあ良いかな。
南アフリカ映画と聞いて不安がありましたが普通に楽しめた映画でした。
