マイノリティ

君が生きた証のマイノリティのレビュー・感想・評価

君が生きた証(2014年製作の映画)
3.3
俳優のウィリアム・H・メイシー監督作品で自身も出演しています。

んー。
一言で良かった!と言えない作品でした。

やり手の広告マンだった男サムは、息子を銃乱射事件で亡くします。

それから2年後、サムは会社を辞め酒びたりで塗装の仕事をしながらボートハウスで暮らしています。

ある日、ボートハウスの前にサムの別れた妻が立っていて、家を売るから引き取って欲しい。と亡き息子、ジョシュアのギターと歌詞を書いたノートと自主制作したCDを渡されます。

サムはジョシュアの歌を聴き初めて息子が分かったような気がしました。

ある日、アマチュア歌手やバンドが出演するバーで、サムは息子の歌を歌います。

それを聴いた若者クエンティンがサムの歌を気に入り、バンドを結成します。

瞬く間にバンドは売れ、定期的にライブを開いていたバーにも客が増えます。

しかしサムはこの歌が息子が作ったものだと言い出せず・・・。

親子程、歳の離れた彼らの友情が素敵で
女の子に奥手なクエンティンにサムがアドバイスするシーンや、練習に遅れたサムの事を罵りながら歌うクエンティン。

楽器屋の店長とサムのやり取りもいいです!

しかし、物語中盤である秘密が分かってからテンションが下がっていき、サムの気持ちが分からなくなりました。

この作品は人によって感想が違うと思います。

けど、主演のサムを演じたビリー・クラダップは素晴らしいし、クエンティンを演じたアントン・イェルチンもいいです!
楽器屋の店長はローレンス・フィッシュバーンが好演してました!

ライブシーンもカッコよくてライブ行きてぇぇ!ってなります!