猫田

ハッピーボイス・キラーの猫田のネタバレレビュー・内容・結末

ハッピーボイス・キラー(2014年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

観終わって、この気持ち悪さはなんなのかずっと考えていたら、神は死んだのかを観た時の気持ち悪さと似ている気がする。あの偽善的な気持ち悪さ。あれと同じく、この映画にも宗教が絡んでるからかもしれない。ただ、こっちは精神疾患の男性なので、少し状況は違うけど。でも、考え方とかが一緒な気がするんだよなぁ、あの映画と…。
表面を取り繕うようにポップに描かれてるが、みるみる化けの皮が剥がれて後半はダークに様変わり。そして、ライアンレイノルズもどんどん気持ち悪い男にしか見えなくなってゆく。
ただでさえ言い知れぬ気持ち悪さを感じていたのに、ラストの歌でさらに追い打ちをかけられ、あの温度差で完全に引いた私。
発想は確かに面白いんだけど、自分の肌には合わなかった…。
でも、天使と悪魔のような犬と猫は面白い
猫田

猫田