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湖の見知らぬ男のMのレビュー・感想・評価

湖の見知らぬ男(2013年製作の映画)
4.3
アラン•ギロディー監督

知らなくてもいいことと、知っていたほうがいいこと、この関係は何かずっと興味があるんだけど、この映画はそれをたらしめていた。この2つの関係は決して対の関係では無いと思ってて、なんというか見かけ上対にあっていつまでも並行みたいに思う、、
この映画においても、知らなくていいこと(あるいは気付かなくいいこと)を知ることから展開が始まり、それにより生まれる個人的不安と周囲への疑心が、展開の強弱を司る
一方でこの↑の知らなくてもいいことを、知っていたほうがいいこと(気づいて良かったこと)と捉え出すとまた展開の主軸は変わっていくことになる

あらゆるシーンを排除して、湖畔でのみ起こることだけを映し出す徹底ぶりがナイス
何を選ぶか、はたまた自分の中から何を排除するか、それさえも選べないままにブラックアウトのラストシーン、ナイス

眠さに打ち勝てるか否かの23:30から観はじめたものの、↑みたいなことを考え始めて、ただいま心臓バクバク1:40
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