ラウラ・アントネッリってこの作品の様な少しエロい映画ばかりに出演しているかと思っていたら、ヴィスコンティ作品にも出演しているのね。
バカバカしい内容だけれど、イタリアの雰囲気が素敵に仕上げられている。
母親が死んで悲しんでいる間際に、それを吹き飛ばす程の美女のメイド、アンジェラが表れる。亡き母親が頼んでいたメイドだったが、家族みんなが彼女に夢中になる。特に次男のニーノとアンジェラとの思春期の青年にありがちなストーリー。アンジェラに無理を言って下着を付けるなと命令したり、そして脱がしたり、最終的にアンジェラが裸になり、そして二人で一線越えてニーノは大人になる。はちゃめちゃである。
全編に流れる音楽やレコードから流れるカンツォーネもムードがあって良かった。
結婚式の時にしていたアンジェラの青いイヤリングはおばあちゃまのだと思う。