たこ

博士と彼女のセオリーのたこのレビュー・感想・評価

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)
3.0
綺麗事では済まない現実を突きつけられたような感じがしました。個人的には、全員の心情をもう少し深く掘り下げてほしかったです。ジェーンの選択は、一見すると薄情なようにも思えます。でもどうしようもないこともあって、それが2人を分かつことになっても、お互いを想いあってのことならば、それもまたいいのかもしれません。僕はもっと他の選択もあったんじゃないかと、正直飲み込めてないところがありますが、それは経験の浅さによるものだと思います。特に介護が必要になる病気は、本人はもちろん、周りの人すらも悲しくさせてしまいます。どんな病気であれ、難病は早く治療法が確立されてほしいです。"While there's life, there is hope."という最後のセリフはグッときました。無理やりそうする必要はないけれど、前向きに生きることが大事だと思います。
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