SHIN

博士と彼女のセオリーのSHINのレビュー・感想・評価

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)
4.0
「リリーのすべて」で素晴らしい演技だったエディ・レッドメイン。彼がアカデミー賞主演男優賞を取った本作には期待していたが、期待を大きく上回る熱演だった。

「リリーのすべて」でも、男性から女性への変化を、表情や仕草で見事に表現していたけど、本作でもホーキング博士がALSを発症してから病状か進行していく過程を、状況に応じてしっかり演じ分けていた。製作時、ホーキング博士がまだご存命だったので、実際に会い、多くのインタビュー動画を見て研究し、半年かけて役作りしたらしい。ストーリー自体も良いんだけど、エディの役作りが本作に大きな価値を付加している。

伝記的作品でもあり、名前と科学者という事くらいしか知らなかったホーキング博士の生涯を知れたのも良かった。

ジェーンと添い遂げてたら理想だったけど、現実はそんなに甘くないって事かな。
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