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博士と彼女のセオリーのReaのレビュー・感想・評価

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)
3.8
誰だって愛するひとの側に居たい、支えたいと思うのは当然のことで、しかし綺麗事だけじゃどうにもならないし生半可な覚悟では成り立たないことだということも分かっている。それと同時に、命ある限りその人が自分らしく人生を全うする権利がある。難病を抱えながら研究に邁進する博士や彼を真摯に支えるジェーンの姿には、敬服し、勇気を貰える。だからこそ、それを当事者の美徳として片付けちゃいけないと改めて思います。大切に大切に互いを想い合うふたりだからこそ、辿り着いた結末。
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