このレビューはネタバレを含みます
GTASAを高校時代やり込んでたので、音楽は勿論ファッション、車(ゲームだとクッソ運転し辛かったローライダー!)、そして警察の横暴さ等々、「これ進研ゼミでやったとこだ!」という気持ちになった。更に言うとSAの主要キャラは有名ラッパーをモデルにしてるので、そういう意味でも見覚えがあった(ライダーとイージー・Eなんかはそのまんますぎる)。
ストーリー的には、物凄くざっくり言うと「ボヘミアン・ラプソディ」に少し似てた(こっちの方が先だが)。
貧困から一転して音楽で成功を掴み取るものの仲間割れし、色々あって関係を修復したものの、その時には主人公に病魔が…というもの。ただ、イージー・Eの場合病気が発覚した時には余りにも病状が進み過ぎていて、最後にもう一度ステージに立つこともできなかったのはより辛いところではあった…。
みんな絶妙に本人に似てたキャスティングは見事だった。劇中でも明らかに一番粗暴でヤバそうなシュグ・ナイトが今は轢き逃げ等の罪状で禁固28年食らってると知ってヒエッ…と思った。