パンケーキレンズ

追憶と、踊りながらのパンケーキレンズのレビュー・感想・評価

追憶と、踊りながら(2014年製作の映画)
4.0
癒し系文系イケメンの筆頭格、ベン・ウィショーの魅力と演技力がこれでもかと染み渡る1本♩

あたしゃ〜ね、ウィショーをこの手でウィショ〜〜〜と抱きしめたくなったわ!

すごくすごく繊細な映画

気持ちと言葉を大事にした映画

心情が心象となって新生する映画

あふれ出す気持ちと
締め付けられる気持ちと
耐えられなくなった涙と…
「もー、くぅぅぅー、ウィッッショー!」ですほんと(言葉にならん気持ちw)

ドラン君の映画の中でも特に個人的に好きなアノ映画みたいなんですけど、そこに、言葉と言葉のディスコミュニケーションっていうんですかね…
その「もどかしさ」が、この映画の中の小さな世界を通して、すごく普遍的に描かれているので、胸を程よくキューと掴まれた…

全く性質の違う2人の、2通りの「喪失」
それが
通訳という架け橋を渡って、繋がる物語

そこに描かれるのは

言葉も文化も越えた、人と人との本質的な出会いでもある


役者みなさんの、表情がとにかく素晴らしい!

ベン・ウィショーの、イチャイチャがたまらん!

時空を繋げるカメラワークが秀逸!

カンボジア生まれ英国監督のパーソナルな側面が充分活かされた、長編デビューに相応しい1本♩

007のQウィショー好きは、絶対絶対、要チェックですよ!