いいね、このPS系のRPGゲームっぽい要素。好きな感じ。
ユニバーサルの映画。
確か、レジェンダリーピクチャーズがユニバーサル傘下になってその1発目の映画だって当時聞いたことがある。
それでいて、結構、壮大な世界観で描かれるファンタジーなのに、なぜだか日本では劇場未公開のビデオスルーに。
しかも冒頭はあのTVシリーズGOTのジョンスノウではないか。しかも全編にわたってGOTっぽい世界観。
魔女、ドラゴン、“魔使い”なる魔物ハンター。
その他、野生にいる幽体やモンスター。
PS系RPGゲーム好き、GOT好きなので、その辺は全く抵抗なく観れた。
“魔使い”の生き残りがジェフブリッジス、めちゃカッコいいおっさん。こんな渋くて屈強で大雑把なおっさんに憧れる。
魔女サイドもジュリアンムーア、ジャイモンフンスーと強大で邪悪な闇を体現できる顔ぶれ。相手にとって不足はない。
“魔使い”が弟子を育てて魔女を討つ。非常にシンプルなルール。
しかし、魔女側が強過ぎて“魔使い”も残り1人となり、育てる弟子も次々やられてジリ貧。
そこに現れる“7番目の息子”、セブンスサン。
荒削りで未熟な青年がこのジリ貧の状況を“魔使い”ジェフブリッジスと共に風穴を開け、魔女に近づいていく。
シンプルで、何ならちょっと『スターウォーズ』みたいな展開。“7番目の息子”の生い立ちとか。
ジェフブリッジスと“7番目の息子”もなんかヨーダとルークみたいだし。
人間関係とかクリーチャーや対立構造、雰囲気が何となくSWのそれに近くて個人的にも馴染みやすかった。
何となくビデオスルーになっちゃったし、スケール感とかファンタジー感とかCG感とかに不安を抱きながら観始めだけど、そんなことは心配に及ばなかった。小さくても公開すれば良かったのに。大画面で観たい。
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