める

オデッセイのめるのレビュー・感想・評価

オデッセイ(2015年製作の映画)
3.6
イモーーー!!!イモがっ…!!!


火星に置いてきぼりにされたマット・デイモンが生きていくために独りぼっちでサバイバル生活をするおはなし。

あらすじにするとこれだけなのに、ちゃんとした2時間の映画になっている!!
でも、付け足すならば地球の人たちも彼の生還のために全力を尽くしていたことを忘れてはいけなーい!

おイモでよく生きられたなぁ!
残った宇宙食があるとはいえ炭水化物ばかりだ。しかも、味付けはケチャップ(途中で切れます)と塩と胡椒?…いくらお腹が空いていても絶対に飽きる。いや、そこは問題じゃないが(笑)

あと、テープがすごく有能だった。テープを甘く見ちゃいけないね。私が知っている以上にテープが役に立ってた。

ヨハンソンもかなり役に立っていたクルーだったと思う!イモ作りも娯楽も助けてくれた(笑)

おイモが全滅したときは一緒に絶望して叫んだ…(1文目↑)
でも、ラストはもちろん"歓喜"に満ちた。

すごく心に響いたとかではないけれど、宇宙の孤独感とか『2001年宇宙の旅』とはまた違う方法で表していて面白かった。
難しい用語は出てきても難しいお話ではないから疑問一つなく観終えることができる。そして、私が思っていたほどシリアスな映画でもなく、むしろコメディタッチでした。


ワンスのときから知っているセバスチャン・スタンが大物俳優になって映画で活躍しているのが(ちょっぴり切ないけど)めっちゃ嬉しい。見守っていて良かったなー。
める

める