私にも映画や音楽、旅、ペットが繋げてくれた関係があるなと、なんだか愛しくなった。
この世から芸術がなくなったら、私は耐えられないかもしれない。
恋人も友達も家族もいなくなったら、私はいよいよ耐えられない。
「何かいい物語があって、それを語る相手がいて、それだけで人生は捨てたもんじゃない。」
まさにそうだよなぁと。素敵な台詞。
タツヤとの素っ気ないようでアツい友情の結末には苦しくなった。
お母さんからの「あなたの素敵なところ」を含めた手紙と、
「なんでも子供が第1優先になってしまっているけどいいの?」という僕のお母さんへの想いには号泣。
お父さんもあの不器用で家族には素っ気ない感じがうちの父に少し似ていて、それでさらに泣いてしまった。
26歳初めの映画に今作を選んで良かった。私の今にぴったりの作品だった。
24・18