1970年代のLAを舞台にしたコメディ。妻を亡くしてから酒浸りになった私立探偵と、腕っぷしの強い示談屋が手を組んで、少女失踪事件を引き受ける。しかしその裏にある巨大な陰謀に、凸凹コンビは巻き込まれていく。
おもわず声を出して笑った！ストーリーがそうさせたというより、ライアン・ゴズリングがよかった！彼が出演しているから鑑賞したのだけど、シリアスな役も、ろくでなしの役も、コメディアンみたいな役も、この人は何をやらせてもいいなーと改めて思う。
彼が演じるのは酒浸りの私立探偵。この人の不死身っぷりがハンパないのと、ひとつひとつのリアクションが可笑しくて、つい笑ってしまう。なんだか愛らしささえ感じてしまう。笑
そして、何気に大活躍なしっかり者の彼の娘との関係性も好き。親子っぽくない感じが。
1970年代かつポルノ絡みということで、豪華絢爛な建物や派手なシーンもあって目で楽しめる要素もあった。深みを求めず「この人、気の毒すぎる！死ななすぎる！」と、ゴズリングの役を笑って見たい時に、私はまた観てみたいと思う。
