Violet

セッションのVioletのネタバレレビュー・内容・結末

セッション(2014年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

原題のWhiplashは、単語の持つ「鞭打ち」と言う意味と、劇中で出てくる楽曲名をかけたもの。
この「鞭打ち」とはまさにフレッチャーの行きすぎた指導のことをまざまざと思わせ、とても上手い原題だなー!という印象😳

この作品の内容が正しいか間違ってるかはわからないけど、すごい映画だったことだけは確か。
フレッチャーを演じるJ•K•シモンズの怪演も凄まじくてもう見入っていた。
天才を誕生させるためには、生半可な教育や努力では足りないということ。
交通事故に遭っても、手が血だらけでも、周囲との関係を絶っても、ひたすら追い込む。
その姿勢は狂気で満ちていて、正直かなり怖かった....

それでも、フレッチャーとアンドリューがアイコンタクトする最高のシーンで映画は幕を閉じ、最高潮の興奮のままエンドロールで余韻に浸ることができたのは最高の演出だったと思う。
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