鰤鰭

セッションの鰤鰭のネタバレレビュー・内容・結末

セッション(2014年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

デイミアンチャゼル監督があのララランドを撮るための助走として撮った映画。そして計画通りヒットさせてララランドを製作。ヤバ過ぎ。

本当にラスト10分からの締め方が天才的。

彼女とも別れ、音楽学校も退学し、何も持たざる者になったニーマン。
彼が吹っ切れた瞬間、叩くという衝動だけが原動力になり、理性も自我も取っ払った人間だけが辿り着く境地。
そこに言葉は無いし、ニーマンの魂が具現化したようなジャズドラムだけが響く。
そして二人のあの目、アイコンタクト。まさに"セッション"。
鳥肌モノです。

【鑑賞回数】2
【鑑賞履歴】
・2020/12/22
・2021/06
鰤鰭

鰤鰭