このレビューはネタバレを含みます
終わった後暫く放心し動悸が治るのも時間がかかった
まじで最悪な気分
最初から最後まで心臓に悪い
自分の部活動時代と被りフラッシュバックする面が腐るほどあった
学生時代音楽に関わった人間ならわかる人もいると思う
こんなクソみたいなパワハラマジキチ情緒不安定ホルモンバランスガタガタファッキン鬼教官は実在する
こんな人間アメリカにもいるんだ…子供に関わっちゃいけない人間が音楽教育の現場には沢山いるんだよな…とフィクションなのにそう思ってしまった
機嫌がいい時は褒めてプライベートな側面を聞き出し、合奏で失敗するとその面含め人格否定するようなことを言ったり怒鳴ったりしてマインドコントロールしようとしてくるところ、ひとつのパート捕まえて延々と長時間同じことをさせるところ、何もかもがリアルすぎる
本番のあの緊張感の中演奏するシーンも何か起こるのではないかとずっとヒヤヒヤしていた
主人公もだいぶクレイジーだがあの自尊心の高さもなかなかリアルだった
しかし事故に遭ってもそのまま現場に駆けつけ血だらけのまま本番に乗り、挙句の果てに指揮者に掴みかかり罵声を浴びせるのはあまりにも狂いすぎている
熱くぶつかり合いセッションする
そんなスポ根ポジティブ映画だと思って観賞した結果、返り討ちに遭い精神を削られズタボロになりました
どんなホラー映画よりもホラーでした
すみません、誰か私にセラピーしてください