Tammy

セッションのTammyのネタバレレビュー・内容・結末

セッション(2014年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

大傑作。個人的な映画十傑に入る。

ただひたすら鬼教官の息詰まる指導を見せられるのは、ラスト15分のカタルシスを極限まで高めるため。
主人公のドラムに対するモチベーションが、綺麗な言葉だけでは片付けられないのもまた深みを醸し出す。

個人的に一番好きな点は、教官にはめられて屈辱と絶望で抜け殻となった主人公が、親の暖かいハグにより情熱(と負けん気)を取り戻すところ。
無条件に自分を受け入れ、愛してくれる誰かの存在を実感した時、人間は無敵の勇気を手に入れる。
Tammy

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