ラストシーンの演奏、圧巻でした…!
リズム隊のテンポに演奏が左右されるんだと思うと、やっぱり、バンドのドラムやオケのティンパニって花形ですよね。
それにしても、あんなに血みどろになるもんなんですか…見ていて痛い…二重の意味で、痛々しかったです…
先生の指導の仕方、生徒の能力向上を思ってのことなのか、自分のバンドを引き上げたいだけなのか分からないけれど、不器用?というか荒っぽすぎて、やっぱりダメでしょう〜って、最初は思いました😅
けれど、ラストシーンは、次のチャーリーを育てるために、あんな風に振舞っていたんですよね。己を越えるための怒りを、自分が憎まれ役になろうとも、引き出させる… 狂気的な感じが、2人の間に表現されていたと思います。狂気にのめり込み、引きずりこまれて行くような映画でした。
ニーマン(マイルズ・テラー)は基本的にずっと怒り・焦り・苦しみって感じだったのだが、主奏者候補としてコノリー(オースティン・ストウェル)が来た時の、それら全部混ぜ合わせたような、焦燥、って気持ちを表すカメラワークが、すごい良かった!好き!画面から溢れる、色使いや明暗、画角のセンスが好きだった!
要所要所で盛り上げてくれる、スウィングジャズっぽい曲、サックスの音色やドラムが良かったです〜