しょーご

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのしょーごのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

絶望した。悲しい気持ちになった。これは作品の出来不出来の話ではなくて。

まず、スカイピープルたちのパンドラ侵攻の動機が、現代世界においてもあり得るところからスタートしているところにとても共感ができる。(ただ、それ以降、この動機には触れられず、ひたすらにサリーへの復讐にしか感じられなくなるが笑笑)

その上で、希代のヒットメーカーであるジェームズキャメロンが性悪説に立ってスカイピープルを描き切っていることが何よりも意味があることだなあと感じた。と同時に、描かなければならないところに悲しくなった。戦わない選択をしていたサリーと最後の戦わないと何も守れないと言ってこの映画の結論にしたサリーおよびジェームズキャメロン。全肯定はできないものの、20年代以降の今、本当に映画として考えさせられる幕の閉じ方だなあと。


全然関係ないけど、バルト9、U-NEXTポイントで見れるの最高。
しょーご

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