◆あらすじ◆
ブライアンは元妻のレノーアや娘のキムと友好的な関係にあり、特に元妻のレノーアは夫のスチュアートとの関係が冷え切っており、ブライアンとやり直したい願望があった。しかし、ブライアンが帰宅するとレノーアは殺害されており、ブライアンは警察に殺人の容疑者として追われることになった。ブライアンは警察の追っ手をかわしながら事件の真相を暴こうとする。
◆感想◆
ストーリーのテンポは良く、レノーアが殺害されてから緊迫感が一気に増していき、その中でも主人公のブライアンの即断即決する行動の速さが本作のスピード感を強く感じさせていました。
主人公のブライアン(リーアム・ニーソン)は元妻のレノーア(ファムケ・ヤンセン)が殺害されるという衝撃的な出来事に遭遇後、すぐさま警察の追っ手を逃れることと娘のキム(マギー・グレイス)を守ることを決めて行動に移します。ブライアンの強さと頭脳的な速さは相変わらずであり、どんなに追い込まれてもブライアンなら負けないという信頼感がありました。
本作の鍵を握る夫のスチュアート(ダグレイ・スコット)は1作目の役者と変わっており、妙に若返っていて、自分の中にあるイメージと異なっていたので理解しにくかったです。本作では彼がロシアのマフィアと関係したことから、事態が複雑になっていて敵か味方か分からないキャラクターとして上手く機能していたと思います。
本作もブライアンの戦闘アクションやカーアクションが満載であるとともに、警察の追っ手を撒くために様々な設備や環境を利用していく姿は修羅場慣れしているブライアンの自信の表れだったと思います。本当にブライアン強すぎです。
重要人物の死亡というショッキングな内容があったので意外性はありましたが、私としては死んで欲しくなかったので残念に思いました。しかし、作品全体としては間違いなく面白い作品となっていて、最後まで楽しむことができました。
鑑賞日:2024年8月22日
鑑賞方法:Amazon Prime Video