穂苅太郎

スピーシーズ/種の起源の穂苅太郎のレビュー・感想・評価

スピーシーズ/種の起源(1995年製作の映画)
3.0
クリーチャーデザインがギーガーだということを思い出し8年ぶりに再視聴。当時はキネノートで結構な高得点でマークしていたんだが、こうして見直してみるとなんかピンと来なかったな。

ストーリーとロジックはすごくよくできているしキャストも今や主役級がなかなかいいキャラ造形で配置されてるんだけど。特にマイケル「キルビル」マドセン登場しただけで役どころとポジションが分かってしまう存在感よ。

やはり特殊効果とか撮影とかが追いついていなかったんかな。いや違うな。「エイリアン」が1979年製作ということを考えると、1995年製作の本作は言い訳できないというか、明らかに劣っているって事だろう。

しかし題材としてかなり魅力的なのは確か。しっかりと作り直せばいいのに。でもその後のあまたある続編やフォロー作品がことごとく滑っているところを見ると結構難しいのかしら。 Netflixあたりがリミテッドシリーズで新進気鋭を使ってリメイクすればかなりの作品になりそうなものだが。
穂苅太郎

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