虫唾が走る映画。
デカい虫が這います。虫が苦手な人にはおすすめできません。
あらすじは、双子の兄弟エリアスとルーカスは、緑溢れる郊外の一軒家で母親を待っていた。
整形手術を終え帰宅した母親は、以前の優しかった母親と違い、別人のように冷たい態度で双子に接してきて‥。
ネタバレなしで観る映画ですね。
伏線は分かりやすいので、ある程度は予想出来ると思う。
この映画の見所は、恐怖の対象が転換、スイッチするとこです。
映像が美しい、その美しさ故に残酷さが際立つ作品でした。
不気味な雰囲気や映像、セリフの少なさ、静けさ、戦慄の展開、ホラー作品としては完結が明確で良作だと思う。
虫さえ虫さえ、無ければ。虫は少年の恐怖と狂気を表すメタファーなんだろうけど、苦手なんだよね。ごめんなさい。
原題の「Ich seh, ich seh」は、ドイツ語で「分かった、分かった」という意味みたい。Google翻訳調べ。英語で「I see, I see」てことね。
英語だと、I see, I seeは「なるほどね、わかったわ」てな意味だから、タイトルも伏線なのかしら。
2021年鑑賞 130本目