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グッドナイト・マミーのanzuのレビュー・感想・評価

グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)
3.2
虫唾が走る映画。

デカい虫が這います。虫が苦手な人にはおすすめできません。

あらすじは、双子の兄弟エリアスとルーカスは、緑溢れる郊外の一軒家で母親を待っていた。
整形手術を終え帰宅した母親は、以前の優しかった母親と違い、別人のように冷たい態度で双子に接してきて‥。

ネタバレなしで観る映画ですね。

伏線は分かりやすいので、ある程度は予想出来ると思う。

この映画の見所は、恐怖の対象が転換、スイッチするとこです。
映像が美しい、その美しさ故に残酷さが際立つ作品でした。

不気味な雰囲気や映像、セリフの少なさ、静けさ、戦慄の展開、ホラー作品としては完結が明確で良作だと思う。

虫さえ虫さえ、無ければ。虫は少年の恐怖と狂気を表すメタファーなんだろうけど、苦手なんだよね。ごめんなさい。

原題の「Ich seh, ich seh」は、ドイツ語で「分かった、分かった」という意味みたい。Google翻訳調べ。英語で「I see, I see」てことね。
英語だと、I see, I seeは「なるほどね、わかったわ」てな意味だから、タイトルも伏線なのかしら。

2021年鑑賞 130本目
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