まーす

ブリッジ・オブ・スパイのまーすのレビュー・感想・評価

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)
4.0
冷戦下における米ソの対立が引き起こすスパイを駆使した情報戦争。
その中で国からの任務を受け諜報活動していたソ連のスパイが米国内で捕虜となったことにより事件は起こる。
自国の利益のためにスパイを葬るか、それとも合衆国という名の元に公平に裁くか。
一方を選べば国のヒーロー、もう片方は非国民、裏切り者と捉えられる。
しかしこの時に弁護士であったドノヴァンが下した判断が後にアメリカとソ連との間の交渉をつなぐ英断になるのである。

ストーリーも、最初は米ソだけの話で進んでいくがそこに社会主義国であった東ドイツも入り込み展開していく。

ベルリンの壁によって捕虜となったアメリカ人学生までにもドノヴァンは交渉の手を伸ばす。

ドノヴァンが交渉の最前線に立つことで彼の気質や精神がアメリカの立ち振る舞いとして影響していくところなどとても見応えがあった。

見応えたっぷり終盤のシーンではガッツポーズでもしたくなるような感じ。
これもまたスピルバーグ監督なのか、、、とエンドロールの最初で気づき、たまげてしまった笑。
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