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誰でもない女のよのネタバレレビュー・内容・結末

誰でもない女(2012年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

Two Livesの訳としては邦題とてもいいと思う。ナチス関連の映画観るの今年五本目くらいだけど、どれもみんな違って、すごく良い。どれも終わったあとの感情が、形容しがたくて、感情が死んだとしか言えない。これももう、バッドエンドもバッドエンドなんだけど、1人の人生って他の人の人生で構成されてるんだなって思った。自分の人生は本質的に存在しないんだな、というかそもそも人生って輪郭がなくて、単なる概念でしかないな、と思った。つまり、どうしようもないことばかりだということと、1人の人生は時代の流れの中の、ほんの小さな些細なことでしかないんだなと感じた。
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